2025年1月16日木曜日

広がった地域の絆 福祉を守る輪さらに 所長・西田勝博

新年明けましておめでとうございます。

昨年3年に一度おこなわれる障害福祉報酬改定は、窮地に立たされている介護業界の期待にこたえるものとはほとど遠いものでした。いまの現状は一つの事業所の自助努力では経営と利用者様は守れません。

私どもは昨年「いまこそ福祉を守るために手をつなぎましょう」を合言葉に、地域の利用者や事業者とも協同して運動をすすめてきました。

とくに8月には、わが事業所として宮崎市内の福祉有償運送事業者に呼びかけ、意見交換会をひらきました。これにはほとんどの事業者はもとより、宮崎市議会議員もすべての会派から参加いただき交流しました。

このとりくみを通じて感じたことは、力が小さくとも「利用者が自分らしく生きるため」という共通のテーマのもとに結集すれば、やがて大きな力となり、必ず道はひらけると確信しました。

今年はそのうえに立ってさらに協同を飛躍させたいと思っています。

今年は開所して9年目を迎えます。本年も利用者様の声に誠実に耳を傾け、利用者と未来を見据えて、「今」をつくる事業所でありたいと思います。

新しい年が更に良い年になるよう祈念致しまして、私の新年の挨拶とさせていただきます。

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