当事業所を運営する「特定非営利活動法人・Welfere Jack MIYAZAKI」(ウェルフェア・ジャック・ミヤザキ)は5月29日宮崎市で令和6年度総会を開催。令和5年度事業報告及び決算報告、令和6・7年度の事業計画及び予算案が承認され、西田優理事長以下理事を再任しました。
事業報告では、訪問系事業所が人手不足といわれるなかで、3人の新入職員を迎えたことが強調されました。1500円を超える時給や職員旅行などの福利厚生の充実、アットホームな雰囲気など働きやすさが、SNSなど事業所のアピールを強めたことで、求職者の目を引いたことが報告されました。さらに今後20代の若い職員が入職予定であることも補足されました。
同時に利用者の長期入院でサービスが停止となり、売上に影響が出ましたが、引き続くスケジュールの合理化や効率化をおこなうなどの経営改善もおこない、売上増となり、4期連続の経常利益の黒字決算となったことが報告されました。会議では、新年度も経営の安定化をはかりながら、地域福祉に貢献していくことを確認しました。
一方で3年に1度の介護報酬の改定で、訪問介護の基本報酬が4月から引き下げられたことに不安と抗議の声が広がりました。日本社会が賃上げの方向に向かうなかで、それにみあった賃上げは極めて困難であり、経営の安定化もできないと強調。在宅支援を守るために、多くの方々と手をつなぎ、政府や行政に声をあげていくことも確認されました。
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